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新人公演、の意味 [たからづか]

一昨日くらいに友人から、


「月新公のチケット浮いちゃったから観て!![もうやだ~(悲しい顔)]


と連絡が来たので、
月組さんはスルーの予定だったのに(え)
観にいくことになりました。





最近は花組ばっかり観ているので、だいぶ花組ナイズされているのでしょうか、
(まあ月組の新公は3年ほぼ欠かさず観てるけど。)



月組さんってほんとまじめね~~~~~~~



がむしゃらに体当たりでやって、
なんだかわかんないまま終わって、
安堵感と感動と反省で大号泣、



みたいな青春の汗臭さとかまったくない。
そつない。全員が。




まあでも、みりおたんやまさおさんが主演だったころは、
結構熱くて面白かった気がしたんだけど。
私が新公慣れしてきたのもあるのかな・・・




でも花組の新公は、たいてい熱さにやられて泣くけどね、どうでもいいところで(笑)




宝塚は、技術だけを観に行くところではない、と私はいつも思っています。
それなら、ほかにもっと上手い人たちがいるから。
(いや、宝塚にもすごい人はいっぱいいるけどさ)


新公なんて、へたくそだろうが、失敗しようが構わないのです。
だから、新公出演者にも、客席で見ているひとたちに、
どーんと体当たりするような気持ちで、たった2回の公演をやりきってほしいな、と思います。


チケットの値段が半額なのは、半額なりの理由があって、
お客さんはわかって観に来ているはずだし。

そりゃ本公演と同じ値段なら、同じクオリティのものをやってもらわなきゃ困るけどね。




目の前で出演者が日々成長していくのを目の当たりにするのが、
宝塚の、特に下級生を応援する面白さ、楽しさのひとつ。

特に新人公演は、それまでの七転八倒の末の輝きが見られれば、
歌が下手だろうが、芝居がダメダメだろうが、ダンスでこけようが、
ぜーんぜんよい。むしろどんとこい。


あ、それと、本公演や本役さんとの解釈の違いを見比べる、というのも面白味のひとつ。
先日の花組新人公演でも、

「なるほどそう来たか~~~」

と思うところがたくさんあったし、
エリックやキャリエールの役作りでも、ぜんぜん視点が違って、
ストーリーや背景そのものが違う意味を含んだりして。

以前の花組某公演なんか、新人公演を見て初めて、役や台詞が理解できたとかもあったな(笑)





まぁ、舞台の良し悪しは、人の感性・好みによるところが多いので、
一概に肯定も否定も出来るものではありませんが、
私は今回の新公は、もう少し、もがいた痕跡が見られてもよかったかな、と思いました。



ジェンヌはみんなやれば出来る子なんだから、ばーんと殻をぶち破ってほしいものですね。



辛口ですんません!!!爆






    
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